「貫(ぬき)」を「クサビ」で締め固める
今ではほとんど住宅現場では使われないと「通し貫」です。壁に粘り強さが出る日本建築1300年の歴史の立役者ですが、戦後制定された「建築基準法」ではその強度をゼロとしかみなされない・・・という矛盾をずっとそのままにされています。「通し貫」を昨今の21㎜×90㎜よりも断面の大きい30㎜×105㎜・・・いわゆる「1寸貫」を「くさび」を打ち込んで壁を丈夫にしている作業です。木と木で組み合わせてこそ長持ちする家ができると信じています。
今ではほとんど住宅現場では使われないと「通し貫」です。壁に粘り強さが出る日本建築1300年の歴史の立役者ですが、戦後制定された「建築基準法」ではその強度をゼロとしかみなされない・・・という矛盾をずっとそのままにされています。「通し貫」を昨今の21㎜×90㎜よりも断面の大きい30㎜×105㎜・・・いわゆる「1寸貫」を「くさび」を打ち込んで壁を丈夫にしている作業です。木と木で組み合わせてこそ長持ちする家ができると信じています。
© 大工手塚建築.